アンチ。


おー辺見庸氏がNHKに出とる。
イタリアの写真家マリオ・ジャコメッリについて語ってはったが
「権力・資本・コマーシャリズム」に対してすげー毒舌。
こんなことゆっていまどき誰が共感すんのよぉ〜っ


なじみの中華料理店に行った。全員中国人のめっちゃうまい繁盛店。
いきなり「予約つまってるから1時間で食べ終わって」と頼まれ、
「えぇ〜;」と言いつつわたしたちは超早食いなので了解。
店主のおっちゃんが気を遣っていろいろオマケしてくれた。
(野菜料理なのになぜか肉が入ってるとか笑)
サービス精神あふれるとても気のいいおっちゃんなのだ。


ふと、向かいの席の声が聞こえる。
「このギョーザ毒入ってへんの笑?」とバカそーな女が店主に聞いた。
「テメーのよーなヤツが来るとこじゃねえっ!!
ファッ○ンジャパニーズ!!」(←良い子のみなさん、どんどんマネしてねっ)
・・・・・・とはわたしの言葉。こんな客が時々来るのかもしれない。
店主は表情を変えることなく「入ってませ〜ん」と答えた・・・プロ根性。
しかし内心はどんな思いだろう?


「国家」としてのあり方でいえば、中国という国は好きになれない。
けれどこの世界中で「すばらしい」といえる国がどれほどあるのか。
いろんな国があってそこに住んでいるのは“ただの”人だ。
わたしたちの国と同じ、要するにいろんな人が生きているだけだ。
そーゆー当たり前のことが分からんのか分かろうともしないのか。


一般論に対してアンチ発言を臆さない辺見庸氏のよーな
うざいオトナがもっとたくさんいてもいいのかもしれない。


★本日のBGM:Eyes On Me(Faye Wong)