マンガネタ。


年明け、大きな仕事の山場(自分的に)をなんとか乗り越え・・・。
ほんとに疲れて肩&首がゴリゴリです;_;


先日ボブ・ディランのCDを人生初購入。大御所すぎて手が出なかったとゆーか。
きっかけは『プロフェッショナル』登場の浦沢直樹氏。
(ええそーですっミーハーですっ)


わたしもやはり『20世紀少年』ファンのひとりだが、
番組中のいろんなエピソードに「ふ〜ん」と考え込んでしまった。
浦沢氏が体調不良で連載休止していた時、読者から多くの非難が寄せられたとか
「世界征服を狙う新興宗教権力とそれに立ち向かう人々の姿」を描いた
ストーリーであるにも関わらず、多くの読者の関心が「教祖の正体」に集中。
自分たちの思い通りの結末にならなかったと怒り出してしまう。
そんな状況下で浦沢氏本人がモチベーションを見失ってしまう話など。


まあこーゆーファンの心理は分からんでもない。よくある話なんやろけど。
でもわたくし、同じ読者の一人としてそんな皆さまに一言いいたい・・・・・・


「テメーらボケかっっっ」


自分らの思い通りにならんのがイヤやったら浦沢マンガ読むんじゃねえ!!
NA○Aとかデ○ノート読んどけやぁぁぁぁ(←あ、なんか絶対怒られそう・・・;;)
・・・・・・とかゆったら、マーケティング理論に究極に反するのだろうなあ。
実際、読者の志向を無視しなかったことが浦沢マンガの成功の一理らしいし。
そこはご本人と敏腕編集者の絶妙なバランス感覚なのでしょう。


しかしわたしにとってマンガとか小説とか映画とゆーものは、
「そのストーリー自体が<目的>ではない」としか言いようがない。
それはやっぱり、<フィルター>でしかない。
「思い通りじゃない」とゆーのはなんか違うんちゃうん、と思う。


ワクワクしたり泣いてしまったり。
あ、これって現実と同じじゃん。とか思ったり。
たとえ結末が自分の欲求を満たすものでなかったとしても、
その「満たされない」感覚こそがわたし自身のものなんだ。


★本日のBGM:Like A Rolling Stone(Bob Dylan)