わしらが楽になる。


上方落語界恒例のお祭りに出かけた(仕事の関係もあり)。
こーゆー行事があると初めて知ったのだが、
内容が楽しかったとゆーより「光景」そのものがおもしろかった。
じーさん&ばーさんたちがたくさんいて、みんな楽しんでいたのだ。


イベントとか人が集まる場所って、たいがい若者が多い。
「今がサイコー!!」(実際はそーでもないんやろけど)みたいに
キラキラ&ギラギラしてて、「今がサイコー!!」じゃない人たちは
なんかそこにいたらアカン、みたいな気にさせられる。
(ま、わたしは毎日サイコー!!ですけども。いや若干偽りですけども)


友人に聞いた話だが、北欧の遊園地では昼間からオヤジたちが遊んでいたり
(回転コーヒーカップに乗っていたらしい・・・)
夜でも年寄りカップルが連れ添って散歩する姿をよく目にしたという。
以前台湾旅行に行ったときは、たくさんの子どもや老人たちが
夜が更けるまで市場で飲み食いしたり遊び回っている光景に
カルチャーショックを受けた。(しかも平日ですよー)
この国の常識では考えられない。まずそんな場所がほとんどないし、
あったとしても、夜中になればつい明日の仕事がアタマをよぎったり
「この歳で恥ずかしくて行けない・・・」と自制してしまう気がする。


でも、今日のお祭りは老若男女(老の方が圧倒的多数)が集まっていて
なんかこーゆー風景がいろんなところで見れたらいいな、と思うのであった。


★本日のBGM:人の息子(奥田 民夫)