リサイクル・・・


同僚S氏と鶴橋の韓国料理屋さんにご飯を食べに。
タクシーに乗り、子ども時代の夏休みの思い出を話していると(S氏も田舎出身)
60代後半くらいの歳かと思われる運転手さん(四国出身)が話に参入。
「とりもちで虫を捕ってた」とか「トンボを共食いさせてた」とか
年代は違えど、わたしたちの世代でもまだまだ共有できる話題で盛り上がる。


そしてそこから、だんだん戦中・戦後世代との格差を感じる内容に・・・。


すずめをとって焼いて食っていた(これは分かる、近所のじいちゃんやってた)
墓標の木をひっこ抜いてソリにして遊んでいた(・・・や、やったことない)
土地改修のため土葬の墓をひっくり返した。楡の木(やったかな?)でつくった
棺おけは非常に頑強なうえ、炭を遺体と一緒に入れているので万全!!
遺体は腐らず一部が残っている状態(し、詳細はやめてーーーっ)
その棺おけにたまった水を汲み出して・・・・・・(だからやめてーーーっ)
・・・・・・何をするかと思えば、遺体を再度埋葬した後、
棺おけの木をリサイクルしたらしい!床の間に飾る装飾品として!!


す、すばらしき先人たち・・・・・・。
運転手さんはとても楽しそうにお話してくれた。
きっと、今でも忘れられない少年時代の思い出なんだろう。


さてさて、そんな道中を経てやってきた鶴橋(生野)。
ここの町並みはいつ来てもなつかしい匂いにあふれています。


★本日のBGM:ありふれた人生(スピッツ