さらにさぐる。


昨日のブログは、ちょっと論点がずれてしまった。
何が言いたかったのかというと
わたしのように今の情勢に「反対」と思っていても
実際にオルタナティブな提案と行動を起こすことでしか
社会は動かせないのかもしれないということ。


それが政治に関わる人たちであれば、
現実的な政策として代替案を打ち出さなければ
結局、分かりやすく大なたを振るう人に支持が集まってしまうだろう。
「不満のはけ口」を求める心理を、権力に利用されてしまうと思う。


TVタックル」に話を戻すと、某評論家が
「ハシモトさんは貧しい家庭の子どもにも平等に教育を受ける
権利を与えようとしているのだ!」というようなことを
言っていたが、かなり腹立たしいので書きます。


上記の主張と、彼が打ち出す「競争原理」は矛盾してませんか?
「競争原理」を徹底するなら嘘つかないでください。
「貧乏人は自力で貧乏から這い上がりたまえ」が原則でしょう。
百歩ゆずって「貧困層にも機会を与える」(あくまで上から)ために
私立高校無償化や校区撤廃を行うのだというのなら、
それは政治家の欺瞞・思い上がりに他ならない。


貧困問題とは「金が無い」という事実だけがそこにあるのではない。
「うちは貧乏だけど学校が無料だから通えたよ!
良い大学に入って、良い企業に就職できたよ!幸せになったよ!」
という結果につながるとマジで思ってるとしたらバカとしか言えない。
政治家とか評論家とかの職業、全く向いてないっすよ。
そういうしょーもない言い訳を考えてる暇があったら
「競争に勝ったやつだけ育てよーぜ!」と本音を語ってくれませんかね。


あ。バカとかアホとか言わず、言語化できるようになろう;