思い出す。


仕事で海外を飛び回っている友人K氏が
東京に一時帰国したというので、久々に電話で話した。
K氏は信じられないくらいのハード・ワーカーであり、
一方で自分のやりたいことをとことん追求し続ける。
わたしには到底考えられないエネルギーの持ち主だ。


わたしとは生活スタイルも見ている世界も全く違うのだが、
なぜか学生時代からの腐れ縁・・・。
連絡はもっぱらメールで、しかも年に数回(2〜3回)程度。
それなのに気がつけば20年の付き合いが続いている。


不思議だなあ、と思う。
「全く違う」のに「どこかでつながっている」のだ。
その原点はやはり共に過ごした学生時代にあるのだろう。
当時から、K氏はガンガン動き回る人でわたしはとてもグダグダ;;
たまたま同じ教室で出会ったことがきっかけで、
青臭い価値観や、夢や悩みや、くだらないことも含めて
顔を見ればなんだかんだと話をしていたなあと思い出した。


今はすっかり(過ぎるほど)オトナな歳になってしまったわたしたち。
たまに話すと、ワールドワイドで規模がデカすぎる
K氏の仕事話にわたしはかなりビビりつつ、
あーなんかやっぱり変わってねえなあ。と端々で思うのである。


お互いのことが何となく分かっている安心感が根底にある。
そういう関係をつくるのってかなり面倒くさい。
だけどちょっと話しただけで、ふと原点を思い出したり
励まされたり、面倒くさかった分だけ自分を支えてくれるんだなあ。


アンタ過労死したらゆるさへんからなっ(-.-;)


★本日のBGM:Hey You(The Quireboys)