筋肉痛がないってのは筋肉がないってこと!?


とある山奥の村に泊りがけで出かけた(ひとりで)。
10数名が農林作業などをしながら共同生活を送る場所。
田んぼの草刈、建材用木材の切り出しと運搬、
やぎやニワトリの世話、全員分の食事作りなどを手伝う。
夜はまだまだ冷え込むので薪ストーブを焚き
朝は6時過ぎに起床(なのに夜中にキツネの喧嘩で眠れず!)。


これまでほとんど体験したことのない日常を過ごし
たった2日間だけだったが、様々なことを見つめ返したり、
衝撃を受けたり、これからの自分の生活を考えたりした。
(あ、身体的にもかなり衝撃受けました笑)
「金にはならん」のはもちろんのことだけど、
今までのようなサラリーマン生活を送っていたわたしなら
休みの日はとにかく自分にストレスをかけたくないし
新しい世界に踏み込むパワーなど沸いてくることもなく
これを体験することはなかっただろうと思う。


休憩時間はまもなく終了・・・(のはず)。
多分これまでのように(ひょっとしたらこれまで以上に)
ストレスフルな日常生活が戻ってくる。
けれど以前と違うのは「組織に守られる」人生を降りたこと。
それはやはり新たな<闘い>を意味するわけなんだけど
別の角度から見れば<自分の好きなように生きていい>
という意味でもある。


<好きなように生きる>ためには当然リスクが伴う。
そのリスクを肩に背負ってケモノ道を進む先輩たちの中に
わたしもこれから加わるのだなあ、と思う。
ケモノ道が“王道”に変わることは多分ありえない。
でもいつか“もう少し幅の広い道”くらいには変わればええなあ。


★本日のBGM:蒲田行進曲(ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)