アホ祭り。


東京都民はアホやと思ってたけど大阪府民もアホやったし。


大人気の宮崎県知事は「若者に規律を教育する機関が必要」
との主旨で、その例として「徴兵制」を挙げはった。
わたしはこの方が知事になる前のTVでの発言を聞いていて
「この人あぶねーなー」と思っていた。
そして新・大阪府知事も「徴兵制の復活」とおっしゃっている。
東京・大阪・宮崎の3知事の発言に共通して見えるのは、
例えば若者が「働かない」のは「彼らにやる気や根性がない」
といった考え方だろうか。その腐った根性を叩きなおすには
『徴兵制⇒戦争ができる体制』を整備することが不可欠!
という理屈なのでしょーか。


この言説にはすでに多くの方が反論していると思うが
わたし自身多くの若者と接する現場に関わっていることもあり
真っ向から反論したいと考える。(このブログでは詳細書きませんが)
例えば若者の就労状況が悪化している要因は個人の意識の問題ではない。
あんたらオヤジが生きてた時代と社会背景が全く異なってんねん。


なぜ若者が正社員になれないのか。
なぜ女性は子どもを産まなくなったのか。
なぜ福祉財政が膨らまざるをえないのか。
すべては社会が産み出したツケの結果としてあらわれる。


「根性を叩きなおす」という名目で若者を右傾化の道具にしたり
「財政改革」と称して社会的弱者を切り捨てるのはやめてほしい。
本当に状況を変えるための政策を打とうとしない政治家や行政はいらん。


★本日のBGM:People of the Sun(Rage Against The Machine)